旧車を売るなら

フォードの旧車

 

旧車というものは面白いもので、人によっては貴重な車、人によっては単なるポンコツとなります。

 

例えばアメリカの初期のころの車であるフォード・Tタイプ、これは誰もが認めるヒストリックカーで、現在ではかなり高い金額で取引されているのですが、車を買ってそれを子供の送迎用の車として使うことを考えている人にとっては、まったくもって使えない車で例え数万円で売っていたとしても買わないでしょう。

 

それから日産の名車であるPGC10型スカイラインGT-Rもこういった車が好きな方であれば価値がかなり高い車となりますが、ほとんどメンテナンスいらずで燃費が良い車がいいと思っている方には最悪な車となるのです。

 

旧車というものはこういった趣向性の有無によって大きく価値が変わるものですので、こういった車を高く売りたと思っているのであれば、旧車に対する理解があるところで売らなければいけなということです。

 

しかし、旧車といってもあまり偏った需要を持っていないものもあります。広く知られているいわゆる昔の名車などがそうです。

 

PGC10型スカイラインGT-Rフェアレディ240ZZ432トヨタ2000GTコスモスポーツなどがそうなのですが、これらの車であれば買取店でも中古車販売店でもそれなりに高くなります。

 

逆に広く知られていないのですが、その道の人たちの中でだけ珍重されているような車というものもあります。

 

ランドクルーザーの40系や観音開きのクラウン、若くてヤンチャな方々にも人気があるマークII3兄弟やセルシオなどは、一般的な買取専門店などでは単なる古い車として5万円以下の買取金額をつけられたり、買取不可などということもあり得るのです。

 

上記のような車は、おのずと旧車を専門的に扱う中古車販売店で売ということになります。

自動車税の増加と旧車・名車の行方

ベンツの旧車

 

2015年4月から新車の軽自動車の税金が増税されると話題になっている今日、電車社会の大都会にはあまり関係ないことかもしれませんが、電車やバスの本数の少ない地方の地域では家族ひとりひとりが1台ずつ車を持っていることが多いのです。

 

それゆえ、税金があがってしまうと家族で痛手を負ってしまうという家庭は少なくないはず。

 

一方で、ある特定の方々もまた頭を抱えているのをご存知でしょうか?

 

ある特定の方々・・・それは旧車愛好家の方々です。

 

今回、2015年から開始される増税対象になっている車両は「2015年4月1日以降に購入した新車の軽自動車」「生産されてから13年以上が経過した車両」です。

 

ということは、13年落ちの旧車を持っている愛好家の方々も増税の対象になっているということになります。

 

私自身、13年落ちの車を何台か持っていますし、もちろん普段から乗っているのでこの増税で本当に頭を抱えています。

 

私もそうですが、旧車愛好家の皆さんが増税で苦しむ理由は「増税されるからだけではありません。

 

旧車はその名のとおり一般的に言う古い車ということになりますが、古いということはもちろん壊れやすいというデメリットもあります。

 

壊れれば愛好家としては直したいと思いますし、(車によりますが)ほとんどの方は自分で直すことが多いと思います。

 

直すとなれば部品を集めなくてはならないのですが、ここにも頭を抱える原因があります。

 

車によっては部品が数少ない場合もありますし、外車の部品を手に入れようと思ったら国内で探すのは本当に骨が折れます。その場合どうなるか?

 

オークションや知人の自動車部品のお店を利用して買うと思いますが、部品が少ない場合。その部品の値段が高騰してしまうのです。オークションならなおさら高騰してしまうでしょう。

 

そうなると「いつもより増税された分を払えばいいだけじゃん。という問題ではなくなってしまうのです。

 

旧車・名車を持っている人の中には、今回の増税を機に「愛車を売ってしまおう」「廃車にしてしまおう」と考えている方がいるのも事実です。(私も1台廃車にしようか考えました。)

 

日本にはたくさんの旧車、名車があり、物語があります。

 

この増税によって日本が誇れる旧車・名車がもしかしたら少なくなってしまうかもしれないということも頭に入れといてほしいものです。